キーワード 日本語(Japanese) 講 義 概 要 イスラーム教という宗教は、いまだ日本人になじみの薄い宗教であると言えるが、その信者の数はアジア・アフリカを中心に二十億に迫っており、グローバル化の進行した現代において、その存在の大きさは無視することができなくなっている。 そこで本講義では、イスラーム教の誕生から現在のイスラーム教徒の分布が形成されるに至るまでの歴史的経緯や、イスラーム教徒が先行する古代文明から継承・発展させた彼ら独自の文明などについて学習し、彼らの信仰や慣習、文化的伝統に対する理解を深め、また彼ら自身に対する理解を深めることを目指す。 到 達 目 標 ①知識・技能の観点 イスラーム世界の歴史的展開やイスラーム文明にまつわる様々な知識を身につける。 ②思考力・判断力・表現力等の能力の観点 講義で獲得した知識に基づき、様々な歴史的事象について、何故そのようなことが生じるに至ったのか思考し、表現することができる。 ③主体的な態度の観点 受動的な講義の受容にとどまるのではなく、授業に対する疑問や自分の考えを表現することができる。 授業手法 / Teaching Methods ・教員による資料等を用いた説明や課題等へのフィードバック ・学生による学習のふりかえり 授 業 計 画 | 第1回 ガイダンス/中東地域の地理・気候・環境 | | 第2回 イスラーム教誕生以前のオリエント(中東)世界の宗教 | | 第3回 前イスラーム時代のアラビア半島とムハンマドの初期の活動 | | 第4回 イスラーム国家の誕生 | | 第5回 内乱とウマイヤ朝 | | 第6回 アッバース朝とシーア派の台頭 | | 第7回 前近代におけるイスラーム社会の特徴 | | 第8回 諸科学の発達 | | 第9回 トルコ人とイスラーム世界の拡大 | | 第10回 十字軍・モンゴル・マムルーク朝 | | 第11回 最盛期のオスマン帝国 | | 第12回 近代エジプトの挫折 | | 第13回 イスラエルの建国とパレスティナ問題 | | 第14回 講義のまとめと最終テスト | | | オンデマンド配信授業回 イスラームの美術工芸(授業動画30分×2、学習課題30分) | | 授業時間外学習 / Expected work outside of class | | 授業で使用するレジュメを事前に関大LMSを通じて配布するので、予習しておくこと。また、復習目的に資料を配布するので、これを用いて授業の復習をすること。また、複数回予定している課題(レポート)にも、授業外の時間をあてて解答してもらう。 |
評 価 方 法 定期試験を行わず、平常試験(小テスト・レポート等)で総合評価する。 平常点20%、課題(オンデマンド配信授業の分を含む)40%、最終テスト40% 平常点は毎回の授業で課すリアクションペーパーの内容で評価する。 基準・評価 / Evaluation Criteria・Assessment Policy ①知識・技能の観点 講義で学習した知識をしっかりと身につけられているか。 ②思考力・判断力・表現力等の能力の観点 様々な歴史的事象の背景や原因について、思考をめぐらせ、表現することができているか。 ③主体的な態度の観点 リアクションペーパーにおける質問や意見を通じて、授業への積極的な参加の姿勢を示せているか。 授業の方法 対面 オフィスアワー 基本的に授業前後に対応するが、メールでの対応もおこなう(メールアドレスは初回の授業で掲示する)。 教 科 書 レジュメを配布し、それに基づいて授業を進める。 参 考 書 授業時に適宜紹介する。 備 考 授業時間の冒頭で、前回のリアクションペーパーに対してコメントする。 課題の解答例は、関大LMSを通じて提示する。
【オンデマンド配信授業回について】 ①配信元:関大LMS。 ②配信時期:第11回授業終了後から2027年1月末日まで。 ③質問対応:質問には、対面授業時またはメールで対応する。 |