特定非営利活動法人 大学コンソーシアム大阪 
The Consortium of Universities in Osaka

2026年度シラバス

Web出願登録締切

3月23日

出願票提出締切

3月25日

科目番号

H26074

科目名

ジェンダー法学A

科目開設大学名

桃山学院大学

英文科目名

Gender and Law A

配当学年

2年次以上

単位数

募集定員

若干名

年間日程

年間日程表PDF

連絡先

教務課(単位互換係)
TEL:0725-92-7596

担当教員

軽部 恵子

履修条件等

時間割

金曜日 15:00〜16:30 

開講期間

春学期 

教室

未定

キャンパス

桃山学院大学(和泉キャンパス)

講 義 内 容

キーワード

ジェンダー、家族、性、戦争、政治、家族、映像、教育、日本史、世界史

講 義 概 要

ジェンダー(gender)は、社会的・文化的に作られた性を意味し、生物学的な性(sex)とは異なります。また、ジェンダーは男性と女性のみならず、同性愛者、トランスジェンダー、性自認など、多様な性的マイノリティーやイシューを含んでいます。
この科目では、日本と西洋の歴史の中で、主に女性の法的・社会的地位がどう変化してきたか、時代ごと、トピックごとに概観します。
授業で説明する際、参考文献とともに、インターネット、映像を利用し、日本と諸外国の比較を分かりやすくします。
講義冒頭に、国内外のメディアのホームページを用いて、ジェンダーに関するニュースや社会問題を解説します。受講生は、メディアを批判的に読み解く「メディア・リテラシー」を学んでください。

到 達 目 標

①性に関する社会通念が時代や国によって変化してきたことを概観する。
②身近に存在するジェンダーの問題や固定概念について考える。
③メディア・リテラシーを身につける。

授 業 計 画

第1回:ジェンダーとは何か、ジェンダーの語源、英ヘンリー8世と6人の妻たち
第2回:近代アメリカとジェンダー:独立宣言と合衆国憲法、奴隷制、南北戦争、西部開拓、女性参政権運動 他
第3回:近代フランスとジェンダー:フランス人権宣言、フランス革命と女性の権利、ナポレオン法典と女性の権利、女性の服装の変化 他
第4回:近代英国とジェンダー:産業革命と女性労働者、ガヴァネス、婚姻と相続、ヴィクトリア女王、女性参政権運動 他
第5回:日本史の中のジェンダー:古代から近世まで
第6回:近代日本とジェンダー(1) 家父長制、イエ制度、夫婦別氏から夫婦同氏へ、妾、姦通罪
第7回:近代日本とジェンダー(2) 初の女子留学生、来日キリスト教宣教師、良妻賢母、職業婦人
第8回:第一次世界大戦とジェンダー:女性兵士、国家総動員体制、女性参政権運動 他
第9回:第二次世界大戦とジェンダー:女性兵士、「産めよ、殖やせよ」、銃後の守り、戦時下の性暴力、戦後の売買春 他
第10回:女性解放運動、人工妊娠中絶、「ガラスの天井」、LGBTQ+、#MeToo運動、複合差別
第11回:政治とジェンダー:候補者・国会議員・閣僚・最高裁判事、地方自治体、法律の制定過程 他
第12回:家族とジェンダー:妻と嫁、離婚と財産分与、介護と相続、外国人配偶者、年金分割、選択的夫婦別姓、同性婚 他
第13回:映像とジェンダー:広告と性別役割、炎上CM、日本の少女キャラ、変化するヒロイン像、出演料の男女格差 他
第14回:高等教育とジェンダー:共学化、女子大の存在意義、東大生の女性比率、理系専攻・研究職・大学教員の女性比率 他
第15回:まとめ、期末試験

評 価 方 法

試験評価:100% レポート:0% その他:0%
計3回の試験のみで成績評価を行います(試験は授業時間中に実施し、事前に日程を発表しない)。出席は成績評価に全く関係ありませんが、出席しない人に単位修得は困難です。成績が振るわなかった受講生のために、追加の試験やレポートを課すことは一切ありません。詳細は第1回授業資料を読んでください。

授業の方法

対面

『講義』『アクティブラーニング』

オフィスアワー

M-Portクラスプロファイル内[授業Q&A]より質問してください。

教 科 書

『なし』

参 考 書

※ジェンダー法学Bの欄も見てください。
飯田育浩『日本の女性・ジェンダーのいちばんわかりやすい歴史の教科書』(グラフィック社、2024)
周司あきら『男性学入門 そもそも男って何だっけ? 』(光文社新書、2025)
中村敏子『女性差別はどう作られてきたか』(集英社新書、2021)
山下泰子・矢澤澄子編著『男女平等はどこまで進んだか』(岩波ジュニア新書、2018)
前田健太郎『女性のいない民主主義』(岩波新書、2019)
三浦まり『さらば、男性政治』(岩波新書、2023)
寺原真希子・三浦徹也『選択的夫婦別姓』(岩波ブックレット、2024)
角田由紀子『性と法律:変わったこと、変えたいこと』(岩波新書、2015)
後藤弘子他『ジェンダーレンズで見る刑事法』(信山社、2025)
宮崎浩一『男性の性暴力被害』(集英社新書、2023)
遠藤正敬(まさたか)『戸籍の日本史』(PHP新書、2025)
千葉勝美『同性婚と司法』(岩波新書、2024)
佐藤文香『女性兵士という難問:ジェンダーから問う戦争・軍隊の社会学』(慶応義塾大学出版会、2022)
中野円佳『教育にひそむジェンダー:学校・家庭・メディアが「らしさ」を強いる』(ちくま新書、2024)

備   考

毎回の授業で指示される参考文献や参考URLをもとに、事前および事後学習をしてください。
ジェンダー法学Bを履修する予定の人は、なるべくAから履修してください。学修効果が高まります。