特定非営利活動法人 大学コンソーシアム大阪 
The Consortium of Universities in Osaka

2026年度シラバス

Web出願登録締切

3月23日

出願票提出締切

3月25日

科目番号

K26007

科目名

児童文学の世界

科目開設大学名

大阪樟蔭女子大学

英文科目名

Introduction to Children's Literature

配当学年

2~4年

単位数

2

募集定員

5名

年間日程

年間日程表PDF

連絡先

修学支援課
TEL:06-6723-8269

担当教員

来栖 史江、神村 朋佳

履修条件等

時間割

火曜日 10:40〜12:10 

開講期間

前期 

教室

キャンパス

講 義 内 容

講 義 概 要

二人の教員が児童文学の世界を紹介します。いくつかの作品を通じて、子どもの本に関する基本的な事柄を学びながら、広くて深い子どもの本の世界を探索してみましょう。
前半は、日本の児童文学作家松谷みよ子の作品を通じて、赤ちゃんから幼年の子どもの世界にふれ、昔話とその再創造、物語を語り継ぐことの意義について考え、日本的ファンタジーの面白さを味わいましょう。
後半は、イギリスの近代児童文学誕生の時期にさかのぼり、子どものための物語の基本、児童文学と子ども読者の誕生、現代的絵本の誕生、その背景などを理解しながら、知っているようで知らなかった作品に出会い直し、その影響や展開を見ていきたいと考えます。

到 達 目 標

児童文学の世界は、学んだ知識を発展させ実践・応用する力を修得するための受業の一つである。子どもの保育と教育についての専門的知識を発展させるために、以下を目標とする。
・子どもの本を実際に読み、味わい、楽しむことができる。
・児童文学について、その基本的な事柄を理解する。
・作品の趣旨、作品の筋や基本構造などをつかむことが出来る。
・得た知識を活用しながら、作品を読んで理解し、考えたことを言葉で表現することができる。

授 業 計 画

第1回ガイダンス、教員の紹介、授業概要説明。これまでの子どもの本の読書体験について振り返り、その経験を共有する。
第2回児童文学作家、松谷みよ子の生涯と主要作品を整理し、『いないいないばあ』(童心社 1967年)などの赤ちゃん絵本を取り上げて作品分析を行います。
第3回『ちいさいモモちゃん』(講談社 1964年)などの松谷の幼年文学作品を取り上げ、時代背景を確認しながら作品分析を行います。
第4回『信濃の民話』(未来社 1957年)、『秋田の民話』(未来社 1958年)など松谷が昔話を再話した作品を取り上げ、昔話を未来に繋ぐことについて考えます。
第5回松谷の太郎三部作(『龍の子太郎』、『まえがみ太郎』、『ちびっこ太郎』)を取り上げ、日本の「太郎」物語について整理し分析します。
第6回第2回~第5回を振り返り、松谷みよ子の作品を通して学んだことをまとめて発表し、レポートにまとめていきます。
第7回子どものための物語から児童文学へ
第8回子どものための物語の基本
第9回子どもの本と子ども読者の誕生①絵と会話が命?
第10回子どもの本と子ども読者の誕生②絵本の誕生
第11回子どもの本と子ども読者の誕生③子どもの本が誕生する背景
第12回日本の現代児童文学の誕生
第13回子どものための物語の基本とその展開
第14回児童文学の多様な展開
第15回まとめ

評 価 方 法

児童文学に関心をもって体験したり考えたりしようとする姿勢、学んだ知識を活用し、自分自身の経験に照らして考え、知識や経験をふまえて言葉で表現する態度、力について、以下のとおり、評価します。二人の教員が共同で授業を実施します。個々の授業回、および二回のレポートについては、担当した教員がそれぞれ評価いたします。
・授業への参加、日頃の提出物、リアクションペーパーなどの状況等(60%)
・レポート(前半1回・後半1回の計2回)(40%)

授業の方法

対面

教 科 書

テキストは使用しません。授業内で適宜指示、資料の配付などを行います。

備   考


基本は対面での講義形式。適宜実物の提示、動画視聴、ICTツールの活用により授業を実施する。必要に応じて、オンライン・オンデマンド形式の授業に変更する場合がある。
manabaによる教材の提示や連絡、伝達を実施する。