講 義 概 要 本科目は、講義科目である。 本科目では、「AI・データサイエンス入門1」での成果をふまえ、現代社会において多種多様な分野で利活用されているコンピュータシステムの中でも、機械学習タイプの新たなAI(人工知能)について講義する。受講生は、以下の4項目について学ぶ。 ➀プログラミング実習:基礎統計の計算・可視化(ヒストグラム)・回帰分析(散布図・回帰曲線) ➁AI音声認識:音声の文字起こしのシステムプログラミング体験・システムの企画立案(グループワーク) ➂AI手書き文字認識:手書き文字認識の体験・プログラミング体験・企画立案(グループワーク) ➃AI画像認識:画像の内容認識システムのプログラミング体験・学習データのスクレイピング体験・評価・企画 立案(グループワーク)・企画のプレゼンテーション(グループワーク) 最後に、ゲームでのAI活用例の紹介を講義する。 到 達 目 標 前期で身につけた生成AI活用の型を土台に、基礎統計(代表値・ばらつき・相関)と可視化の読み取りを通して、データから説明できる力を養う。あわせて、生成AIの運用(検証・改善)を深め、Claude CodeやAPIの活用可能性を社会実装の観点から考える。最後に、文章→画像→動画→投稿までの制作フローを体験し、学びを文脈化する。 授 業 計 画 | 第1回 後期ガイダンス 前期の型を実務・研究・発信へ拡張/後期の作るもの提示 | | 第2回 代表値② 平均・中央値・四分位:分布を見る | | 第3回 ばらつき② 標準偏差+外れ値の考え方 | | 第4回 可視化 ヒストグラム・箱ひげ図・散布図:言葉にする練習 | | 第5回 相関 共分散・相関係数の直感+散布図の読み取り(相関≠因果) | | 第6回 回帰 散布図・回帰曲線を"読む"(式は最小) | | 第7回 生成AI活用 業務・研究・学習の実例 | | 第8回 検証 前期の復習+「言い過ぎを止める」実践 | | 第9回 プロンプト設計③ 分解・手順化・評価:ケース演習 | | 第10回 Claude Code できること/危ないこと/使いどころ | | 第11回 APIで考える社会実装 どんな機能が作れるか:アイデアソン+簡易ピッチ | | 第12回 クリエイティブ① ブログ執筆:企画→構成→本文→推敲 | | 第13回 クリエイティブ② ビジュアル化:図解/挿絵→SNS最適化 | | 第14回 クリエイティブ③ 動画化+投稿:台本→短尺動画→投稿文 | | 第15回 期末まとめ 授業内期末:提出物の総括+ミニ発表 |
評 価 方 法 評価方式:平常点 授業参加姿勢:積極的な参加 統計の読み取り・考察を含むレポート/課題 40%:統計的思考力・考察の質・参照元の明示・自分の判断の記述・改善の痕跡 ※レポート・課題等で生成AIを利用した場合は、阪南大学「生成AI利用についてのガイドライン(学生向け)」に従い、 使用したサービス名および、どの部分にどのように利用したかを明記すること。 社会実装案や制作物(ブログ・画像・動画等)の提出・発表 30%:制作物の質・発表の内容 授業の方法 対面 講義(概念整理)と演習(実際に生成AIを操作して比較・改善)を組み合わせる。毎回、短い導入(今週のAIトレンド:開始10〜15分)を行い、毎回の授業ページ(Notion)に従い、提出課題をUNIPAに提出する。 留意点:生成AIの利用は許可するが、すべての提出物で「参照元の明示」「自分の判断の記述」「AI出力の全文コピペ禁止」を守ること。提出先:UNIPA(形式は回ごとに指示)、教材・課題の確認:Notion。課題に対するフィードバックはNotionおよび授業内で行う。 教 科 書 『生成AIのプロンプトエンジニアリング ― 信頼できる生成AIの出力を得るための普遍的な入力の原則』(O'Reilly Japan) 参 考 書 授業で扱うトピックに応じて、信頼できる一次情報(企業公式ドキュメント、ガイドライン、統計・倫理に関する公的資料等)を配布する。 備 考 【授業外学習(予習・復習)】 各回の授業終了後、Notion上の授業ページを読み返し、理解が曖昧な点を生成AIとの壁打ち(質問→回答→反論→再結論)によって更新することを推奨する(復習:30〜60分程度)。 毎回の授業ごとに提出課題を出す。課題は授業ページ(Notion)に掲載し、UNIPAに提出する(想定所要時間:20〜30分)。
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