講 義 概 要 ファイナンスとは資金の調達と運用に関する意思決定と定義されます。どのようにすれば有利なコストと条件で資金を調達できるか、またどのようにすれば資金を有利に運用できるか、といったことが分かる実践的学問です。ただ、資金調達・運用の成果は経済環境に左右されるので、まずは経済について学習しようというのが本講義の目的です。 経済は大まかに言えば、財やサービスを生産し、売ったり買ったり、消費することを指します。例えば皆さんも通学には電車やバスという交通サービスを購入(消費)し、学食でもお金を払って定食という財を消費しています。また、そのお金は皆さんのお父さん、お母さん、ないしは皆さん自らの労働力を仕事先(バイト先)に売って入手しています。一方、電車やバス、学食や定食はある日忽然と現れたわけではなく、原材料の生産・販売や運転手さんや食堂の方々の労働を経て、私たちの手元に届いていている。そして不思議なことに多少差異はあれど、私たちは、まあまあ満足できる生活をしているわけです。それだけ経済とは、私たちのごく身近にある不思議な現象なのです。 問題は、経済を通して私たちの生活が私たちの目の届きにくい世界と密接に繋がっているということです。例えば10年以上前に太平洋を挟んだアメリカ合衆国の住宅ローン市場に問題が発生し、これが原因で多くの先輩達が就職に難儀しました。実はこれ、ファイナンスに原因がありました。さらに、コロナのような感染症や各地で勃発する戦争は私たちの経済活動を直撃します。したがって、私たちは経済を理解し、自力で判断するための専門知識、つまり最低限の経済学の知識が必要なのです。もちろん、経営学やファイナンスを専攻するためにも必須な知識です。 本講義では基礎的ながらも経済や経済学に関する基礎的専門知識について、理解度を重視しながら習得していきます。分からないことがあれば積極的に質問してください。
到 達 目 標 1.経済に関する基礎的専門知識を理解できるようになる。(DP2) 2.経済問題を初歩的ながら読み解くことができるようになる。(DP2) 3.経済とファイナンスの関係について理解できるようになる。(DP2)
授 業 計 画 | 第1回 第1回 はじめに | | 第2回 市場経済 | | 第3回 市場経済の長所と短所 | | 第4回 経済の大きさ | | 第5回 GDPはどのように決まるのか | | 第6回 企業は何をしているのか | | 第7回 会計は何のためにあるのか | | 第8回 雇われて働くとはどういうことか | | 第9回 雇用や働き方はどう変わる | | 第10回 お金の面から経済を見ていこう | | 第11回 日本銀行は何をしているのか | | 第12回 政府は何をしているのか | | 第13回 世界とのつながりから日本経済を見る | | 第14回 歴史からも経済は学べる | | 第15回 金融経済と実体経済 |
評 価 方 法 1.評価基準 確認テスト(30%)+ まとめテスト(40%)+ 期末テスト(30%) 2.各テストについて ・Moodleに掲載、選択式がメイン、穴埋め式 ・受講可能期間は1週間。第1回目は2週間確保します。 ・確認テストは受験可能回数1回、時間制限なし まとめテストや期末テストは受験可能回数1回、時間制限あり 計算方法) ・システム仕様上、各テストでは成果を“点”と表示されますが“ポイント”と読み替えてください。 ・例えば、確認テストの総ポイントが52ポイントのところ、 総獲得ポイントが36ポイントとすると、確認テストの配点は30点なので 確認テストの点数=(36/52)×30点≒ 21点(小数点は四捨五入)
授業の方法 オンライン(オンデマンド) ●開講⾔語︓ ⽇本語 ●授業形式︓ フルオンデマンド ●BYOD(PC持ち込み推奨)︓ 〇 ●アクティブラーニング︓ 〇 この講義では、教科書による事前学習とテスト受験ならびに動画教材視聴を通じて、論点の整理と理解を促進する反転授業型の学修設計を採用しています。パソコンを使いますのでBYOD(PC持ち込み推奨)科目となります。 なお、仲間との協働作業は様々な意味で効率的かもしれませんが、本授業では禁忌です。この科目は個々人の理解度の相違を教員側で把握し、皆さんの理解度を上げていく仕組みを採っています。したがって、協働によってアウトプットが同一化すると、個々人の「分からないこと」「誤った理解」が教員側から見えにくくなり、対応できなくなる恐れがあります。単位取得ではなく、理解促進に力点がありますこと、ご理解ください。 1.この講義は対面型のない動画視聴によるフルオンディマンド方式で進めます。 2.配信開始は所定の水曜日11時、受講可能期間は1週間です。なお、第1回は教科書入手に時間がかかることを想定し、受講可能期間を2週間とします。教科書は電子書籍もあり利用可能です。 3.各クラス所定のTeamsに「授業」という項目があり、そこに資料や動画を掲載しています。各テストはMoodleを使用します。 4.動画視聴ならびに各テスト受験期間は上記のように毎回所定の1週間です。テスト結果は期間後以降に確認でき、動画視聴は期間後でも視聴できますが、受験期間の過ぎたテストの受験はできません。大学の方針ですので注意してください。テスト結果は期間後に表示されます。なお、「点数」と表記されますが、ポイントのことです。詳しくは第1回動画参照のこと。 6. 受講の基本的な流れ 第1回:・まず以下の3つの登録をしてください。 2つのTeamsコード:(a)(後日通知)、 (b) a1u3urb (←動画保管用「保管庫2」。直接 利用することはありません)Moodle「ファイナンス入門(経営学部)」自己登録キー: L2hXk3 ・Teamsの仕様上、教員側で逐一「承認」する必要から、承認されるまでにラグがあります。 ・承認の後、(a)のTeamsに入って、機能「授業」をクリック。「第1回はじめに」に資料やリ ンクをアップしていますのでDL。次に、近くにリンクがありますので講義概要説明動画を 視聴してください。 ・次にWord資料に記載の指示にしたがって学習してください。教科書熟読→確認テスト受験 →解説動画視聴の順です。なお、動画中にパスワードが隠されていますのでメモを取って ください。これを2回繰り返します。 ・まとめテストを受験してください。各解説動画中にまとめテストに必要なパスワードがバ ラバラに隠されています。まとめテストのパスワードは、それらパスワードを合わせて使 います。例えば、p1、e4、7gならば、p1e47gとなります。 ・今回はありませんが、まとめテスト後しばらくして理解深化を目的とした動画をアップする こと”も”あります。 第2回から15回まで:・第1回同様、Word資料の指示にしたがって学習してください。 ・教科書熟読→確認テスト→解説動画視聴の順です。各動画にはまとめテストで使 うパスワードの一部を掲示しています。これを2~4回繰り返し。終わったらまとめ テスト受験してください。メモしたパスワードを第1回のように合わせて利用 してください。 ・まとめテストの結果を受け、必要とあらば解説動画を後日掲載します。
期末テスト:・大学所定の期末試験期間中にオンラインでテストを受験してもらいます。来学して受験する 必要はありませんが、仲間と協働して受験することは避けてください。
教 科 書 「アクティブラーニングで学ぶ 日本の経済」根岸毅宏・中泉真樹(東洋経済新報社)ISBN:978-4-492-31534-7電子書籍でも結構です。
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