特定非営利活動法人 大学コンソーシアム大阪 
The Consortium of Universities in Osaka

2025年度シラバス

募集終了

Web出願登録締切

3/24

出願票提出締切

3/26

科目番号

L25030

科目名

環境社会学

科目開設大学名

四天王寺大学

英文科目名

ENVIRONMENTAL SOCIOLOGY

配当学年

2年次以上

単位数

2

募集定員(最少催行人数)

5名(5名)

年間日程

年間日程表PDF

連絡先

教務課
TEL:072-956-9952

担当教員

五十川 飛暁

履修条件等

時間割

火曜日 10:55〜12:35 

開講期間

冬学期 

教室

教務課に確認してください。

キャンパス

四天王寺大学

講 義 内 容

キーワード

環境問題を通して社会学的思考を学ぶ

講 義 概 要

この講義では、現代社会にとってたいへん大きな課題である環境問題に対して、社会学的に接近していく。そして、社会学からはどのように環境問題を切り取ることができるのか、さまざまな角度から検討していく。とともに、そこで得た知見をどうやって政策や実践に結びつけていくのかということについても考えたい。なお、本学において「環境問題論」の科目を修得した者は、この講義の履修はできない。

到 達 目 標

環境問題の検討をとおして、社会学的な考え方を身につける。また、環境問題というものは多様な捉え方ができるのだということを理解し、自らの選択肢を豊かにできる。

授 業 計 画

第1回 イントロダクション ― 環境問題と社会学
第2回 環境社会学の基本的な考え方 ― エコっていつも素晴らしい!?
第3回 環境問題の相対化のための類型化 ― 自然との3つのつきあい方
第4回 自然保護とエコシステム1 ― エコロジカルな視点と科学的保護論
第5回 自然保護とエコシステム2 ― 自然と暮らしをめぐる葛藤と展開
第6回 文化としての自然保護 ― ナショナルトラストにみる文化的保護論
第7回 コモンズと人びとの暮らし
第8回 人間に引きよせられた自然 ― かかわりのなかでの自然利用と保全
第9回 社会的ジレンマからみた環境問題1 ― 環境問題の質的変化を理解する
第10回 社会的ジレンマからみた環境問題2 ― 常識的な解決の方途
第11回 社会的ジレンマからみた環境問題3 ― いろいろな解決策のあり方
第12回 環境を“つくっていく”のは誰か1― 歴史的環境の保全をめぐって
第13回 環境を“つくっていく”のは誰か2― 景観の“正しさ”を決める人びと
第14回 まとめと確認テスト

評 価 方 法

期末の確認テストあるいはレポート70%、授業中の小レポートを含む平常点30%

授業の方法

対面

教 科 書

とくに指定せず、適宜資料を配付する

参 考 書

鳥越皓之『環境社会学―生活者の立場から考える』(東京大学出版会、2004年)価格2,592円。他、講義中適宜指示する。

備   考

【授業日】
2025年4月8日(火)~2025年7月22日(火)および2025年4月29日(火)

募集終了